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【シニア婚の女性の嗜み】成婚退会後の最初の一年の過ごし方

こんにちは、東京・銀座の結婚相談所ブライダルゼルム、代表の立花です。

今回の記事は、

  • 近々、結婚相談所を成婚退会する予定の方
  • 成婚退会をしてこれからパートナーとの新生活をスタートされる方
  • まさに新生活が始まって、少しもやっとしている方

には、特に読んでいただきたい内容になっています。

  • 結婚相談所を成婚退会して最初の一年はこんな感じ!
  • 熟年結婚後のパートナーに対するモヤモヤの対処法
  • 末永く仲良く暮らしていくための大切な考え方

このようなことをお話していきます。

ブライダルゼルムでは成婚退会後、そこで会員様とご縁が切れるわけではなく、「元気で仲良くやっています」であったり、「旅行に行きました」など、折々で色々なご連絡をいただきます。その中には「夫婦喧嘩の愚痴を聞いてほしい」といったような些細な事もありますが、深刻なお悩みでのご連絡もあります。

そして「早く相談にきてくれて良かった。このまま軌道修正できずにいたら、このご縁は壊れちゃってたかもしれない」と、ほっとするような場面もあるのです。

成婚退会して最初の一年の過ごし方

結婚相談所で出会い成婚退会をして、それまで他人同士だったシニア世代の男女が、1つ屋根の下で新たな生活するわけです。長年連れ添った夫婦ではありませんから、一緒に生活するようになって初めて、それまで交際していた時には見えなかった様々な面を知るようになります。

大半はライフスタイルについての些細な違いです。

一緒に生活するようになって初めて見えてくる「違い」

些細なことだからこそ、本当に色々な違いが浮き彫りになって出てきます。

例えば、電気をその都度消す派・つけっぱなしにする派や、洗濯物の干し方や畳み方。食器の洗い方1つにしても、それぞれがそれまで当たり前のようにやってきた生活のあれこれがありますね。

我が家のお話をすると、私は典型的なO型人間で、洗濯物を干す時にバサバサと皺を伸ばして、適当に干します。几帳面な夫は、なんと干す前に一度綺麗に全て畳んで、それをまた広げて美しく干しています。(本人曰く、そうすると皺にならないのだそうです)。夫のやり方を強要された事は一度もありませんが、いつのまにか自然と干すのは夫。取り込んで畳んで引き出しにしまうのは私の係(?)になりました。

内心では、(濡れた洗濯物を、部屋の中で畳まれると、糸くずやゴミが落ちるのよね・・・)と思っていますが言いません。掃除機をかければ良いですし、夫も内心では、私が洗濯物を干した時に皺があるな!と感じているでしょう。

このような生活の違いをどのように埋めていくかが、熟年結婚一年生が無事二年生になれる鍵でもあります。

シニア世代の場合、成婚退会後は、男性の住んでいるお家に女性が引っ越してくるパターンが多いので、女性にとっては勝手がわからずにどうしていいかも分からないですし、慣れるまで本当にアウェイな感覚だと思います。パートナーが几帳面なタイプの男性だったら、なおのこと気疲れもするでしょう。

例えば食器の洗い方1つにしても、スポンジに洗剤をつける人、桶に水をいれて、そこに洗剤をまぜて洗う人など。

違うことが当たり前なのに、パートナーに何か言われたらそれを指摘されたと悪く捉えて、自分との違いをどんどん探してしまい、「この人とは合わない」と感じるようになってしまいます。そしてそのような事が塵つも(塵もつもれば山となる)となって、ヒステリーを起こしてしまったり、不満を書いた長文のLINEをパートナーにくどくど送ってしまったり、「話がある」と言ってみるなど、男性がもっとも嫌がる形で、深刻な状況を作ってしまいます。

真面目な女性ほど、このような感じで悩んでしまう傾向がありますが、何処のおうちも最初の一年はそのようなものでもあります。それを大ごとにするかしないかは女性次第です。

成婚退会後の「覚悟」

最初の一年は、違いを埋めるために、「できるだけ合わせる」を意識していきたいです。もちろんこちらは男性にも言えることですが、大半のご相談は、女性の受け止め方に改善の余地がある部分があると感じることが多いのです。

「普段どんなふうにお皿洗ってる?」、「お洗濯物の畳み方、これで大丈夫?」と聞いて、パートナーのやり方を知っていきましょう。共働きでない限り、家事分担は自然と女性のほうが比重が大きくなるはずですから、少しずつ自分のやり方にしていけば良いのです。

DVやモラハラ、浮気、アル中、ギャンブルなど、決定的にアウトな理由じゃない限りは、「覚悟を決めて合わせる」。この気持ちが大切です。婚活を頑張ってやっと巡り逢えたお相手であること、交際中の楽しかった事やときめいた瞬間を思い出してください。

最初の一年は、パートナーの居心地の良い空間を作ることに努めることで、ご自身にとっても同じように居心地が良い家庭に育っていきます。そして、モヤモヤしたら早めに手を打つべく対処しましょう。ブライダルゼルムを卒業された会員様もそうされているように、適切な意見をくれる誰かに相談してみたり、不満があれば柔らかい形で正しく伝えたいです。

結婚相談所の婚活では、条件の合致を意識しすぎてしまうところがありますが、合わせたい相手・合わせられる価値がある相手を見つけることにもっとフォーカスできると良いですね。

もうそろそろ成婚退会間近の方、これからパートナーと新生活を送る予定の方は、どうか今回お伝えしたことを心の片隅において、機嫌よく健やかに新生活をスタートさせてください。「かわいげのある奥様がいつもニコニコ上機嫌であること」。怒る時も愛嬌を大切に。これが最強の夫婦円満の秘訣です。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

この記事は動画でもご覧いただけます

【女性の方向け】他の熟年結婚夫婦はどうしてる?シニア婚活後、成婚退会して最初の一年の過ごし方~浮き彫りになるライフスタイルの違いの対処法
立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

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ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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