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交際希望のお見合い相手には「交際希望理由」を丁寧に書くことが大切

こんにちは、東京・銀座の結婚相談所ブライダルゼルム、代表の立花です。

今回は、お見合いサービスで活動中の会員様に、ぜひお読みいただきたい記事になっています。

お見合い相手が好印象な方で、「交際希望」を出す際に、こういう風にシステムにお見合いの感想を記載するとより効果的!という内容になっています。

もし、お見合いのお返事をただ「交際希望」とだけ端的に伝えている方や、間違った記載をしてしまっている方は、今後の婚活に役立てていただけると思いますので、最後まで読み進めていただけますと幸いです。

お見合いのお返事の「交際希望理由」の大切さ

IBJでは、お見合い後にお返事をコメントツールから入力するようになっています。そこには、交際希望理由について、お見合い相手の印象や感想を入力するようになっており

  • 身だしなみ
  • 自分への興味・関心や配慮
  • 性格について
  • その他

この4点の項目があります。

お見合いのお返事の入力方法の良い例◎

例は女性バージョンで記載していますが、男女関係なく、交際希望理由はこのような感じで記載していただきたいのです。

〇〇様とのお見合いは【交際希望】でお願いします。

<交際希望理由>

・身だしなみ:写真のイメージ通りで、清潔感があり素敵でした。

・自分への興味・関心や配慮:食の好みや趣味、仕事のことなどさまざまなことを質問して下さり、自分に興味を持ってくださっていることが実感できました。緊張していましたが、それをほぐしてくださるような雰囲気を作ってくださり、ありがたかったです。

・性格について:明るく気さくな性格で、話していると自分もポジティブな気持ちになれました。

・その他:お互いの趣味は違いますが、一緒に楽しめそうだと思いました。終始穏やかに、楽しそうにお話してくださる様子や、さり気なくエスコートしてくださる温かい心配りが素敵だなと思いました。

仲人は、交際希望の際にこういった理由も添えて、お相手側にお伝えします。このような振り返りを目にしたお相手は、この第一印象を壊さないよう、良いところを見せるよう少なからず意識します。

「お洒落」と言われたら、お洒落でいようと服装に気を遣うようになりますし、「笑顔が良かった」と言われたら、そうであろうと、できるだけ笑顔で接するようになります。お相手の良い面をさらに伸ばし、精神的な距離感を縮めやすくするのに有効なテクニックですし、そっけなく、ただ「交際希望」と伝えるよりずっと好印象です。

「こんなにちゃんと見てくれているなんて」お相手側の仲人からフォローが入る事も!

このような事もありました。私が担当した男性は「交際希望」で、先方の女性のお返事は「お話が弾まずお断り」というお見合い結果でした。しかし、しっかりと書かれた交際希望理由を読み、女性側の担当仲人が、「彼女の事をきちんと見ていらっしゃるなと思い、簡単にお断りのお返事をするには勿体無く感じています。お互い初対面は緊張しているでしょうし、もう一度お会いしたらどうかと、女性にお話してみたいと思います」と連絡がありました。

男性が丁寧にお相手に向き合い、交際希望理由を書いたことで、仲人のアシストが入り、女性のお返事はひっくり返り、仮交際が成立しました。人の手がご縁を繋げるこういった事例も、結婚相談所の良いところでもあります。

また、反対にもしご自身がお返事を迷っていたとしたら、お相手からの丁寧な交際希望理由を読んで、気持ちが変わる事もあります。

「本音」と「建て前」を使い分ける

そうは言っても、本音の部分では色々な懸念事項や、なにかしらの違和感はあったけれども、「まだよく分からないし、もう少しお会いして知り合っていこう」という感覚でいらっしゃることと思います。

もちろん、交際希望理由にそういった事が書いてあっても、私共はそれをお相手側にありのままお伝えはしません。お相手側と共有したほうが有効な部分だけをお伝えします。しかし、ご自身は交際を希望しているのですから、「良いこと」だけを記載したほうが良いですし、最初からお相手に対して上から目線で査定しているような内容ですと、担当仲人も有効なメッセージの抜粋に苦労することになります。お相手の気になった部分は、個別でメッセージやお電話でお伝えしたほうが良いですね。

まとめ:丁寧に婚活してしっかりお相手と向き合いましょう

交際希望理由を丁寧に記載することで、下記のようなメリットがあります。

  • お相手の良いところをさらに伸ばして高めることができる→お互いにプラス
  • お相手がお返事に迷っていても、次につながる事がある

そして交際希望の良いお返事は、いち早くお相手に届けてあげたいです。

今回お話したことは、結婚相談所で活動を始めたばかりの婚活初心者の方には、あまり参考にならないお話かもしれません。なぜかというと、交際を希望する時は、素直な思いを交際希望理由にきちんと入力している方が多いからです。お見合いだけでなく、交際中もその都度デートの振り返り入力をされています。

但し、婚活に慣れてくると、こういった細かな入力作業が面倒になり、おろそかにしてしまいがちです。単純ではありますが、実は、婚活がうまくためのとても大切な作業となりますので、婚活が長引いている方は、まっさらな気持ちで改め、丁寧にお相手と向き合う気持ちを大切にしていきたいですね。

システムに入力するのが苦手な方でしたら、連絡手段はお電話でもなんでも良いですので、こういったことも担当仲人と共有して、ご縁をしっかり結んでいけるようにしましょう。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

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ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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