こんにちは。東京・銀座の結婚相談所Bゼルム 婚活アドバイザー立花です。
60代シニア世代カップル、また1組誕生しました。「高齢の母親の介護をしながら仕事をしつつ、自分の時間をちゃんと作り楽しんでいます。その時間をどなたかご縁があった方とお出かけしたり分かち合えたら・・・」
というのが、今回のご成婚女性(64)のご希望でした。
親の介護をしながら働く64歳女性、結婚相手への希望は?
- 「結婚は母を看取ってからと考えているので、入籍に関しては余裕を持って考えてくれる人がいい」
- 「自分もまだまだ働けるし、自宅もあるので、お互い自立している人」
- 「寺社めぐりや絵画が好きだとうれしい!」
- 「年齢は仕事柄、自分より高齢の人と接する機会が多いので年が離れていてもあまり気にしないです」
- 「タバコ?吸われる方でもかまいません。私も甘いものが大好きですし(笑)」
カウンセリングの際にこんな感じでお相手に対する希望をおっしゃってくださいました。こうやって挙げるだけでもこの女性のおおらかなおお人柄が伝わりますね。
20代30代よりも背負っているものがある、シニア世代のお相手探し
60代のシニア婚活は、20代30代の若い世代の婚活よりも現実的な問題、背負っているものが年齢に応じてそれなりにやはりあるので、条件部分は大切です。
お見合いする前にある程度、プロフィールを見てお互いクリアされていたら、あとはフィーリングさえあえば本当にスムーズにご成婚まで決まります。若い世代よりも【希望条件の合致】が重視されるのが、シニア世代の婚活です。
彼女と同じように「入籍でも未入籍でもかまわない」というようなスタンスの人を、事前にプロフィールから確認して、彼女もお見合いしていく婚活でした。
入籍にこだわらないシニア世代の婚活、気を付けなければならないこと
でもここで気をつけないといけないのは、未入籍を希望している人は、もしかしたら【ただデートして一緒に楽しみたい】というだけで結婚相談所を通してのご縁であるにも関わらず、その自覚がない男性もいる場合もあるのでその見極めが大切です。
過去のご交際相手には「お互いに入籍も希望していないんだし、交際終了したことにして内緒でこれからも付き合おう」なんて言われたこともあったようです。
きちんと決まりごとがあるのにケジメがつけられないタイプなのね、ずるい人なのね・・・そういうことはしたくないと彼女ご自身が、結婚相談所自体に不信感を持っていた矢先、今回のご成婚相手とのご縁がありました。
「経済的な心配はないから、仕事は続けてもやめてもどっちでもいいよ」「自分も高齢の母がいるから大丈夫」などいろんなことを思いやってくれる彼に安心感をもらったそうで、この度のご成婚となりました。
参考過去記事:中高年・熟年シニア世代の男性と女性の「お茶のみ友達」感覚の違い
お相手は、67歳年収1200万の不動産賃貸業を営む紳士!
この世代は年金生活の方が多いので、すごいですね!
彼女のように、シニア婚活の場合は結婚相談所=入籍というわけではない男女も多いです。
だから同じようなお気持ちの方で、「自分は入籍は別にとりいそぎ希望してないから、結婚相談所なんてちがうんじゃない?」と思ってる人には彼女のようなケースを見ると「あぁそうなんだぁ」ってなりますよね♪
結婚希望じゃないから、わざわざ費用をかけて相手を探したくないという気持ちももちろんあると思います。
でも心身ともに豊かな老後への投資だと割り切ることができると、彼女のように素敵なご縁をつかめると思います♪