こんにちは。銀座の結婚相談所ブライダルゼルムの立花です。
先日、ブログ読者の方から、とあるご相談を受けました。同様のお問合せも、同じタイミングで数件あり・・・もしかしたら、他にもこんなお考えの方がいては大変!と思い、ご紹介させていただきます。
お見合い相手の勤務先を聞きたらフラれた話
ご相談内容はこうです。
- お見合いで出会って交際して、彼から『本交際』の申し出がありました。
- その際に、「勤務先を教えて」と言ったら、彼に「お金目当てなのか」と言われてフラられました。
- でも、結婚相談所の出会いなら、住所や勤務先、卒業大学名やとか親の仕事を聞いて当然でしょ?これっておかしいですか?
婚活アドバイザーとしては、とても残念な気持ちになりました。せっかく男性が、真剣にお付き合いをしたいと申し出てくれたのに、すっごくもったいなかったと思います。
ここでの対応例と大切な考え方のポイントについて、解説していきます。
なぜフラれたか?を理解する
男性は、勤務先を言いたくなかったわけではなくて、それを聞いて、真剣交際をするか判断しようとした女性のシビアで打算的な一面を見てしまったからだと考えられます。
結婚相手として必要な情報を収集しようと、『質問するタイミング』が最悪だったと言えます。身上調査的に、ズバリ聞くのではなく、仮交際中に『会話の流れでさりげなく聞く』事ができれば良かったです。すでに年収はプロフィールから把握できていて、その上でお見合いしたわけですから、真剣交際になってからでも、良かったわけです。
さりげなく探る質問のポイント
例えば、50代・60代の婚活の場合、男性が持ち家だった際の住環境について、女性は気になります。勤務先エリアは、プロフィールから予め把握できている筈ですので、
「通勤、大変じゃないですか?お家は駅から近いんですか?」
こんなふうに、さりげなく知りたい情報を引き出すようにすると良いでしょう。あくまで、査定されている事を男性に感じさせないようにしたいですね。
結婚相談所経由で知る事もできる
活動している結婚相談所では、住所や勤務先や卒業大学名は、当然知っています。直接ご本人に聞くのではなく、担当者を通して確認することも可能です。
個人情報になるので、事前にお伝えしても良いか、担当から交際相手に確認をとる流れになるでしょう。
今回はこういった個人情報に関する事項を、単刀直入に質問するのは失礼なこと・お相手を不快にしてしまう事だと理解できず、結婚相談所で出会っているのだから、聞いて当然という感覚でいたのも、失敗の要因の1つです。
それよりは、さりげなく自分で質問してみるほうがベストだと思います。
男性のほうにも問題あり
いくら質問するタイミングが最悪だったとは言え、その一言で交際終了と極端な判断をしてしまうのは、
- お金目当てな女性を何人も見てきた
- 疑り深い・警戒心が強い
- 大きく物事を捉えようとしない
- 初婚男性に多い傾向
このような傾向があります。たった一言で気持ちが冷めるくらいのご縁だったのだ、かえってそんな人と結婚しないで良かったと切り替えていくしかありません。
婚活も慣れてくると「効率の良さ」を求めがち
結婚相談所の婚活もある程度、場数を踏んでくると、緊張感がなくなり、効率良く婚活をしようとしすぎている人も見受けられます。
中にはお見合いで、「預貯金は?」と聞いてきた女性に対して、「なんでそんな事を初対面の人に言わなきゃいけないんだ」と男性を怒らせてしまった事例もありました。交際中は男性の気持ちを掴むことに注力したほうが、結果として、現実的なお話も早くできる間柄になれます。
ブライダルゼルムでは、中高年・熟年シニア世代のために婚活に有益なアドバイスを本ブログで発信しています。最後までお読みくださり、ありがとうございます。