こんにちは。銀座の結婚相談所ブライダルゼルム、婚活アドバイザー立花です。
女性でしたら、このようなご経験があるかもしれません。たまに友達のメイク道具を借りて、メイクすると、あれ?なんかいい感じ。自分では買わないカラーのアイシャドウやチークや口紅で「あれっ私こんな色も似合うんだ~知らなかった!」なんてことはございませんか?
婚活でも、似たような事があります。婚活をはじめる前から、皆様、過去の経験や好みから 「自分にはこういう人が合う気がする」と『理想の結婚相手のイメージ像』があるのではないでしょうか。
もしかしたら、それもコスメのセレクトのように、そう思い込んでるだけなのかもしれません。
「自分にはこういう人が合う」という思い込み
「結婚相談所にたどり着くまで・・・あらゆる婚活をしてきました・・・。もはや自分の人を見る目に自信がないので・・・立花さんがすすめてくれた人とお見合いしたいかも・・・」と言っていらした方が、早期でご成婚が決まるのは、ご自分の『理想の結婚相手のイメージ像』をいったんおいといた結果です。先入観を持たず「とりあえず会ってみる」という前向きな姿勢からのように思います。
そんな、担当婚活アドバイザーによるおまかせ婚活でご成婚された方たちは、
自分一人で選んでいたら、きっとプロフィールだけ見たらこの人にお見合いの申し込みはしなかったと思います。おかげで人生が変わりました!
なんてこともあるんですよ。婚活シーンでは、どういうパターンの思い込みをしている人が多いでしょう。
死別を経験された方に多い思い込み
例えば、再婚死別の方は「私もパートナーと死別したから、同じように死別の人の方がお互いの気持ちを分かり合える気がしていいと思うんです~」と、死別同士なら共感しやすいから相性が良いと考える方が多いんです。
そうは考えるものの、お見合いの際やデート中にお相手が、「ここは家内と来たことがあって・・・」や「このお店の料理が夫は好きで・・・」など、ついつい亡くしたパートナーとの思い出などを無意識に話してしまうという状況に「まだ亡くした(奥さん・旦那さん)のことが忘れられないんだ。入る隙がなさそう」と感じてしまい、「こっちは、元夫の事を話さないように気を遣ってるのに、なんでぇ!?」といらいらしてしまう事も多々あります。
死別の傷は癒えることはないにしても、じめじめした重い寂しさを共有するのは避けたいのが本音です。
高学歴の女性に多い思い込み
「私の学歴とバランスがとれる相手じゃないと、尊敬できないんじゃないかなぁ・・・」
「知的レベルが合わないと、価値観とか話が合わなそう」
とは思ったものの、お見合いしていくうちに、「高学歴の人ってプライドが高くて偏屈な人が多いかも・・・」と感じてしまうような方が多かったり・・・ということもございます。
「若い女性がいい」という男性の思い込み
多くの男性は、自分より年下の若い女性と出会いたいと思っています。婚活を始めた当初は、若ければ若いほどいいとさえ、思っている方も多いです。
しかしながら50代の男性が、20代の女性にお見合いの申し込みをしたってなかなかOKはもらえないですし、よほど経済力があって、運良く一回り以上年下の女性とお見合いができても、最終的にご成婚が決まったのは同世代の人だった、というパターンが多いです。お話も合うし、落ち着くのだと思います。
特定の宗教を信仰している方の思い込み
もっと極端な、例を挙げると、「信仰してる宗教が同じ人がいい」
特定の宗教を信仰している方なら、そのように希望されるのも自然です。ところが、実際は、同じ宗教だから良いというものでもなく、信仰心の違いでジャッジする結果になってしまったケースもありました。
入会時の希望が決定版の結婚相手の条件ではない
私が強く言いたいのは、結婚相談所に入会の際の希望は、活動中に皆様、変化していくもので、決定版ではないということです。婚活をしながら、手放す必要があることや、本当は重要視するべきではない条件も理解するようになります。
また、「自分はこうだから◯◯はダメ」と最初から決めつけるのではなく、とりあえず会ってみて、本当にダメなのか確認してみることも大切です。
ご成婚されたカップルは「まさかこうなるとは思わなかった」と意外なリアクションの方も多いです。
特に、過去に結婚相談所で婚活経験がある方は、色々決めつけてしまいがちです。
「10年前はこうだった、あーだった」そこから10年も時が経ち、結婚相談所のシステムも変わっています。当然、ご自身も年をとってます。
いったんリセットして、新しい気持ちで婚活をスタートしてみてくださいね。最後までお読みくださりありがとうございました!