こんにちは。東京・銀座で30年、結婚相談所ブライダルゼルム、婚活アドバイザー立花です。
今回の記事は、
- 「自分は高収入ではっきりいって条件は良いのに、結婚できない」
- 「結婚相談所に登録して〇年以上経過している・・・婚活歴が長い」
魅力的なプロフィールな筈なのに、長い間、結婚相談所で婚活されている『こじらせシニア男性』向けの記事です。
社会的に成功され、婚活中の女性にとって魅力的な『武器』を沢山お持ちなのに、それを生かせずお相手探しにばかり時間をかけてしまう男性がいらっしゃいます。婚活アドバイザーにとっては、「もったいない」の一言です。
「あれ・・・もしかして自分のこと?」と思い当たる男性は、婚活の見直しが必要です。今回はの記事は、
- ハイスペックだからって、こんな婚活していませんか?の例
- 「こじらせそうな男性」に対する婚活サポート
こちらについてお話していきます。
①お見合い相手に婚活自慢
高収入なエリート男性が結婚相談所に登録すると、シニア世代といえど、ご年齢は関係なく女性からお見合いの申し込みが沢山入ってきます。その状態を「モテている」と勘違いして、一回一回のお見合いが雑になってくるのが気になります。
話題探しに困るのか、ご自身の婚活状況をお見合いの相手にお話して、「今、〇人も申し込みがきているんだ~」「今、〇人と交際してる」など余計な事を話してしまう男性もいらっしゃるようです。
②若い女性を求める
年齢差が20歳くらいある女性とお見合いチャンスがあっても、成婚できるかは別問題です。可能性の低い女性を求めるから、婚活が長引いてしまいます。
また、年の差婚ができたとしても、今だけの話ではなくて、10年後・20年後の生活はイメージを考えてお相手探しをしていく必要があります。
確実に先に老いていくのは男性で、若い妻は安心して年齢を重ねていける相手といえるでしょうか?若い女性を求める婚活男性はこの部分の想像力は足りない傾向が多く見られます。
また、長い間婚活していて、ご自分も年をとっていく分、不利になっているのに、女性の年齢の希望が変わらないので、ますます苦戦してしまいます。希望条件も、アップデートしていく必要があります。
関連記事: 40代50代の中年男性は年齢にこだわりすぎると結婚できない
③婚活しながら成長できない
ハイスペックにも関わらず、婚活が長引いているシニア男性の最大の原因は、婚活しながら成長できない方が多いからです。それは、なまじお見合いができるあまり、間違った自信を持ってしまって、「ちょっとダメなら次」となってしまったり、上手くいかなかった原因を振り返って次回に生かそうとできないのです。
またハイスペックゆえに態度が大きく、結婚相談所側も退会されたくないという思いから、アドバイスができずに持て余し、お見合いだけ組んでいる状態のような男性もいらっしゃるでしょう。
ポイントは『素直さ』です。どんなに社会的に成功していても、婚活に関しては自分は『素人』だと理解すること。自分が結婚するためにどうしたら良いのか変わることに寛容な男性は短期で婚活成功します。
以前、私が知る限り、10年近く婚活をしている60代ハイスペック男性から、ご入会の相談をいただいたことがあります。「今までの婚活と同じやり方はできませんが大丈夫ですか?私も成婚退会していただきたいので、アドバイザーとしての助言が必要ない婚活だったら、私が担当する必要ないと思うんです。」このようにお伝えしたところ、入会はやめるとのことでした。
どうしても自己流婚活を貫きたい、自分に相手が合わせるのが当然という考えだから、どんなに条件が良くても結婚が決まらない典型的なタイプでした。
「こじらせそうなハイスぺ男性」への婚活サポート実例
60歳男性会員様(年収2000万・会社経営)とお話していると、いわゆるタメ語で、少し乱暴な感じの強めな話し方が気になりました。普段から、部下やご自分に気を遣ってくれるお相手とばかり話しているでしょうから、上から話しているような口調に自然となってしまっていました。
お洒落だし、実はすごくかわいい所がある(年上なのに失礼)ノリの良いお人柄なのに、話し方で損してる。お見合い相手の中には偉そうに感じる女性もいるだろうなぁ・・・
男性様に話し方についてアドバイスしました。
わかったよ~!気を付けて話してみるね!お見合い前はドキドキして眠れなくなりそうだよ
そして、初めてのお見合いで交際成立。お相手からのお見合いの振り返りで、「穏やかな話し方」と感想があり、嬉しくなりました。
この素直さが大事なんです!アドバイスがなければ気付けない結婚相談所の婚活の1コマです。婚活しながら自身も変化があって当然です。
条件が良いのに婚活歴が長い男性は、ぜひご自身の婚活を振り返っていただき、婚活の見直しのご相談にお越しいただけますと幸いです。最後までお読みくださり、ありがとうございます。