こんにちは、東京・銀座の結婚相談所Bゼルム婚活アドバイザー立花です。
夕刊フジのコラムに立花が取材していただきました。
今回で第2回目になります♪前回はこちら→シニアの「婚活市場」活況、過去10年で約10倍増。お見合いに進めば成婚率5割に
今回は、シニア向け婚活でモテる男性は? オス全開の姿勢は不利、経済力も重要
(以下、記事転載です♪)
すみやかな入籍を望む人もいれば、事実婚によるパートナーを希望する人もいるという「シニア婚活」。では、どのような男性がモテるのか。シニア向け婚活パーティーを数多く主催するブライダルゼルム(東京・銀座)の婚活アドバイザー・立花えりこ氏に聞いた。
「女性に対してガツガツしていない男性が好まれる傾向があります。個人差もありますが、更年期との兼ね合いで“あまりに性的なものを求められてもちょっと……”と敬遠する女性が少なくありません」
何歳になっても現役! とオス全開の姿勢は婚活市場ではむしろ、不利なようだ。さらに、経済力もシビアにチェックされる。
「定年後の世代で言うと、年金をしっかりもらえるかどうかは重要なポイント。また、“持ち家かどうか”を気にされる女性が多いのも、若い世代の婚活とは大きく違う点かもしれません」
将来性で勝負できる20~30代の婚活と異なり、シニア婚活は結果ありき。どのような人生を歩み、資産を形成してきたかが問われる。
シニア婚活の参加者はバラエティーに富んでいる。配偶者と離死別した人もいれば、仕事や介護などさまざまな事情で独身生活を続けてきた人もいる。
「ご自身は初婚でも、お相手には結婚経験を求める女性は思いのほか多いです。でも、『ずっと独身でこられた方は資産が崩れている心配がありませんよ』とお伝えすると、たいていハッとされます」と立花さんは笑う。
離婚経験がある場合、元妻と財産分与をして、まとまった預貯金がない場合、多額の養育費を支払っている可能性もある。また、離死別に限らず、子供がいると入籍を反対されたり、遺産相続でもめたりする可能性もある。独身であれば、こうしたしがらみとは無縁なのだ。
ちなみに、年金の額もさほど期待できず、持ち家でもないという男性の場合はどうなのか。
「『年金は少ないが、貯蓄は一定額以上ある』『健康で60代以降も働き続ける予定』など他のアピールポイントがないと正直、お見合いは苦戦されると思います。ただ、シニア婚活は経済的に自立している女性が中心。中には夫の遺族年金や、持ち家がすでにある方も少なからずいらっしゃいます。条件が全面に出ない、フィーリング重視の婚活パーティーを中心に活動されると、チャンスが広がるかもしれません」
経済力がもたらす格差は若い世代の比ではない。ある意味、シニア婚活は人生の総決算とも言うべき場なのである。
■島影真奈美(しまかげ・まなみ) ライター/老年学研究者。1973年宮城県生まれ。シニアカルチャー、ビジネス、マネーなどの分野を中心に取材・執筆を行う傍ら、桜美林大学大学院老年学研究科に在籍。「ホテル業界の高齢者雇用」をテーマに論文執筆を進めている。
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