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夕刊フジ:シニア男性が夢見る年の差婚の成婚率は?取材PART3

こんにちは、東京・銀座の結婚相談所Bゼルム婚活アドバイザー立花です。夕刊フジのコラムに取材していただきました。

【定年後 難民にならない生き方】

今回で第3回目になります♪

第1回はこちら→シニアの「婚活市場」活況、過去10年で約10倍増。お見合いに進めば成婚率5割に

第2回はこちら→シニア向け婚活でモテる男性は? オス全開の姿勢は不利、経済力も重要

【定年後 難民にならない生き方】
シニア男性が夢見る『年の差婚』、成婚率は? 2割が「20代も候補にしたい」

24歳差の市村正親(68)・篠原涼子(44)夫妻や、22歳差の石田純一(63)・東尾理子(42)夫妻など、芸能界では干支がひと回り以上離れた“年の差カップル”が珍しくない。

婚活支援サービス「パートナーエージェント」が実施した調査によると、50代男性が考える「パートナーとしての年齢の下限」として最も多かったのは「30代」(42・3%)。また22・4%が「20代も候補にしたい」と答えていた。

「思いっきり年が離れたカミさんをもらってみたいのは男の夢」(55歳・男性)ということらしい。果たして、その夢の実現可能性はいかほどのものなのか。

シニア世代の婚活支援を手がけるブライダルゼルム(東京・銀座)の婚活アドバイザー・立花えりこ氏はこう明かす。

「50~60代で婚活を始めた男性が、20代の方との交際を希望されることは珍しくありません。初婚、再婚を問わず一定数いらっしゃいます。年の差婚への憧れもあれば、『自分の子供が欲しい』と切実に望んでいるケースも。また、一定額以上の収入や資産などがあれば、お見合いは成立します」

年収1000万円超クラスになれば、相手が20代であっても希望通り、会ってもらえることがほとんど。だが、問題はその後だ。

「婚活における20代女性は売り手市場です。よほど男性側が頑張らなければ、その気になってくれませんし、ライバルも多い。でも、『20代女性とつきあいたい』と願うシニア男性の多くは、そこまで熱心にプッシュしません。経済力がある分、必死にもなりづらい。お互いに“待ち”の姿勢になるので進展しないんです」

また、積極的にアプローチしようにも「話が合わない」「気を遣って疲れる」という問題も浮上するという。年齢差を考えると当然だが、「お見合いやデートを経験してみて、初めて気づくという方が少なくありません」と立花さんは指摘する。

誰しも、せっかく結婚するなら理想の相手と結ばれたいと考える。その結果、掲げた理想が現実離れしてしまうこともある。

「アドバイザーの経験上、成婚しづらい条件かどうかはすぐわかります。でも、まずはご本人の希望にできるだけ近い方とマッチングします。何人か会ううちに、自分にとって本当に大切にすべき条件も整理されます。『絶対に20代がいい』という方が『同世代の女性のほうが落ち着くね』と変わることも」

ちなみに、成婚率が高いのは年の差ゼロから7歳差以内だという。

■島影真奈美(しまかげ・まなみ) ライター/老年学研究者。1973年宮城県生まれ。シニアカルチャー、ビジネス、マネーなどの分野を中心に取材・執筆を行う傍ら、桜美林大学大学院老年学研究科に在籍。「ホテル業界の高齢者雇用」をテーマに論文執筆を進めている。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

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ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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