こんにちは、東京・銀座の結婚相談所Bゼルム婚活アドバイザー松田です。本日は月1の松田ブログです。
パートナー探しの指針は「お互い苦労なく穏やかに楽しい時間を過ごせる相手」
「お金はないよりある方がいい」
「お金の余裕は心の余裕」
「お金がないとしなくてもいい喧嘩をしてしまう」
お相手に求める希望の年収を聞くと、このようなお話になります。どの世代でも関係なく、婚活女性が結婚相手に対して経済力を求めるのは当然の話。今は昔ほど専業主婦希望の人も少なく「結婚後もできるだけ働きたい」という女性も多くなりました。
それでも、やっぱり結婚相談所に入会して婚活するからには、特に「経済的に苦労しそうな相手と結婚したくない」と思うのは普通のこと。お見合い結婚が離婚率が低いのも「この人だったら大丈夫」と条件部分もしっかり見て結婚相手として選んだ・・・という理由があるからだと思います。
特にシニア世代ともなると、若いカップルの「どんな苦労も2人で乗り越えていく」みたいな熱さはなく、「お互い苦労することなく穏やかに楽しい時間を過ごせる相手」というのがパートナー探しの指針になっていきます。そうなってくると、金銭的・経済的なことは、やっぱり女性にとって最重要項目になるのも当然です。
経済的に自立されているシニア女性の成婚退会が決まりやすいのは、お相手に対してそのような最重要項目の部分を求めないため、パートナーを見つけやすいというのもあるんですね。
女性の結婚の条件について、昔から、三高(高学歴、高収入、高身長)とよく言われてきました。昔は男性は外で働き家族を養い、妻は家で家事子育てをするのが当たり前の時代でした。現在はそれに加えて3Cも重視されます。
- comfortable(居心地)
- cooperative(協力的)
- communicate(会話)
つまり、住まいを含めて、居心地の良い生活空間、家事に協力的、会話があることなどが求められる時代になりました。男性にとっては、何とも辛い現実です。
結婚相談所に入会した以上、できるだけ高収入・好条件なハイステータス男性と結婚したいのは誰しも思うことで、資産家であれば、年齢は20才上でも構わないと年齢を妥協してお見合いをする女性も多いです。ところが実際、ご成婚退会されている方たちを見ると、いくら高収入な資産家であっても、20歳以上の歳の差婚をされた方はほとんどいません。
せいぜい、10~12歳差までぐらいが一番です。年齢を妥協してお見合いをしながら、婚活女性たちは気づくのです。これからの人生をずっとこの人と暮らせるかどうか、やっぱりお金だけではないということを。
特に40・50代のミドルの世代の方は、これからの人生まだ半分は残っているのです。残りの人生をどんな時間にしたいか?私なら「気楽が一番」と思います。
連日、紀州の資産家ドンファンの事件が流れていますが、お金がたくさんあっても、あの55歳下の若い妻は幸せだったでしょうか?嫌なことをいろいろ我慢していたことも多かったかもしれません。
どんなに資産があっても、相手にも気を遣い、その周りの人にもいろいろ気を遣い、疲れる生活は嫌ですね。快適に暮らせる家があって、お金はそこそこで、あとは自分を大事にしてくれる人であればそれで十分。
「お見合いがうまくいかない」60代女性の共通点は年収を気にし過ぎ
婚活がうまくいっていないと感じる60代女性の皆様、プロフィールを見てお見合い相手を『高収入』で検索している方はいらっしゃいますか?60代といえばもう男性は年金生活、アルバイトをしている人もいる世代です。
現役時代は700万とか800万といった年収を稼いでいても、お見合いプロフィールには年収300万という表記になる方が大半です。その男性に老後、結婚して暮らしていけるだけの預貯金や資産があっても、年収の表記で判断してしまい、婚活の幅を自分で狭めてしまうんですね。プロフィール上は高収入でも預貯金の少ない方もいます。
年金世代は上辺だけの収入を見ていてはダメ
私は「60代以降の婚活男性のプロフィールは年収で検索しない方がいい」ということは前もってお話します。年金世代は特にうわべだけの収入を見ていてはだめですよ。大事なのは、現役時代にどれくらい稼いでいたか、家はあるのか、預貯金はあるのか。
逆に60歳を過ぎていてまだ現役でお勤めで年収が500万とかあっても、離婚で前妻に家をあげてしまっていたり、預貯金を半分あげていたりたりで、貯蓄が少ない方もいらっしゃいます。
人間の幸福度は、お金に比例しません。お相手選びをする時のふか~い読み解きをお聞きになりたい方ぜひカウンセリングにお越しください。
今日も最後までお読みくださりありがとうございました。