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婚活アプリ・婚活パーティーで被害に合わないために

こんにちは、東京・銀座の結婚相談所Bゼルム婚活アドバイザー立花です。

ここ最近は本当に色んな婚活アプリと呼ばれる出会いツールが増えました。共通の趣味の人と出会える・近所の人と出会える・Facebookと連動できるから安心・・・などなど色んな出会いの切り口で、気軽に登録できて気軽に会えるものが溢れています。

こんなニュースを以前見ました。

利用者の70%が1年未満に結婚!? 「ネット婚活」の意外な実態

この記事によると、アンケート回答者40名のうちの70%が、ネット婚活を始めて1年未満で交際に結びつき、さらに、ネット婚活から、交際に発展し、どれくらいの期間でゴールイン(結婚・婚約)をしたかを見てみると……、なんと90%以上が1年以内に婚約・結婚というかなりの短期間でゴールに結びついているなんて書いてあります。

mixiやfacebookやTwitterなどのSNSがきっかけで結婚に至ったカップルも多いですよね。私の友人にもアメブロがご縁で結婚したカップルがいます。

個人的にはこのニュースはほんまかいな、そもそもこのアンケートのソースはどこだと疑いたくなる内容でしたけど、利用者が正しく利用すれば使い方次第で、結婚に繋がる素晴らしいご縁に出会えるということだと思います。

正しく利用するとはどういうことか?

自分の結婚したいという純粋な気持ちを利用するような悪い人間の被害に合わないために危機意識をしっかり持って予防線を張るということ。

こんなに気軽に手軽に登録できる婚活アプリや婚活パーティー、いやなニュースをたびたび目にします。

何事もそうだと思うのですが、被害にあわれた方も「まさか自分が」という思いがあります。こんなに世の中で「オレオレ詐欺」について注意喚起していても引っかかってしまう人もいるくらいです。

婚活アプリを悪用する男性の被害に合う婚活女性のニュースが増えている

Ramdlon / Pixabay

医師を装う結婚詐欺師の悪質手口

医師を装って婚活サイトで知り合った都内の30代女性から、クレジットカードをだまし取ったとして、警視庁巣鴨署は3日までに千葉県我孫子市の無職、栗田修容疑者(45)を詐欺の疑いで逮捕した。昨年9~10月、女性名義のカードを使って計50万円をだまし取った疑い。栗田容疑者は「カードは自由に使っていいと言われていた」と容疑を否認している。

昨年8月下旬、SNSを通じて2人は出会う。栗田容疑者は「田中修」の偽名を使い「都内の大病院に勤める医師です。結婚したい」と持ちかけ、9月半ばには2人で新居を探し始める。マンション契約の家賃引き落としを理由に「結婚したらお金の管理は任せるから、あなたのカードで支払おう」と提案し、女性名義のクレジットカードを受け取った。

幸せの絶頂にある女性だが、職場に匿名女性から「田中修と名乗る男は栗田修だ」との電話があった。同僚の助言でカードの使用履歴を調べると、家賃には使われず、計50万円がキャッシングで引き落とされていた。女性は11月に同署に被害を届けた。

「口から生まれてきたような男。うそばかりつく」と捜査関係者が言うように、都内では同じ被害の相談が数件寄せられているばかりか、この男は過去3度も服役している。

2001年、山形県ではネットを通じて知り合った複数の女性に「歯科医師」と告げ、うその結婚の約束で計1000万円をだまし取った。12年には岐阜県で「自分は京大准教授だ」「披露宴には山中伸弥教授や麻生太郎元首相を呼ぶ」とのうそで計600万円を奪った。

「式場や結婚指輪の予約に行くことで、相手を信用させる手口。海外の高級時計の偽物をつけていた。もちろん医師免許もない。婚活サイトに生息する結婚詐欺師として一部で有名だった」(捜査関係者)

過去の被害女性らは被害弁償は一切なされていない。お金はキャバクラで散財していた。

「ゼクシィ」大打撃…社員が婚活アプリで出会った女性に暴行

婚活アプリを運営する会社の社員が、婚活アプリを“悪用”とは……。

婚活アプリで知り合った女性に睡眠導入剤を飲ませて乱暴したとして、「リクルートマーケティングパートナーズ」社員の柳沢翔容疑者(28=名古屋市中区)が2日、準強制性交の容疑で愛知県警に逮捕された。

柳沢容疑者は4月30日午後7時半ごろ、初めて会った30歳の女性と中区内の飲食店で食事。柳沢容疑者は言葉巧みに酒を進め、女性をホロ酔いにさせると、「二日酔い防止の薬を飲んだら」とウソをつき、睡眠導入剤を飲ませた。薬が効き始め、もうろうとしている女性を自宅マンションに連れ込んで乱暴した疑いだ。

5月上旬、女性が警察に被害を申し出て犯行が発覚。柳沢容疑者は婚活アプリに実名で登録しており、複数の女性から同様の被害相談が警察に届いているという。

まだ7月も始まったばかりなのにもうこんなニュースが2つも(+_+)
正しく利用して安全に出会い、このような被害に合わないために注意してほしいことをお伝えしたいと思います。

婚活サイト・婚活パーティーで被害に合わないために心がけること

TeroVesalainen / Pixabay

以前こちらの過去記事『お見合いパーティーや出会いの場でのトラブル回避術』にも書かせていただきました。

お見合いパーティーや飲み会など、見知らぬ男女が多く集まる場では自分も含め身分を証明する書類などを提出するわけでもないですし、結婚相談所が仲介して守ってくれるわけではありません。

「こういうこともありえる」という知識を持って、トラブル回避能力を身につけましょう。これは男性の読者の皆様も他人事だと思わず心に留めておいてほしいです。

  • たとえ少額でもお金の貸し借りはしない。
  • 給与明細・源泉徴収・預金通帳は見せない。
  • 最寄り駅などローカルな話題は避ける。
  • 身分証で本名を確認したらとりあえず検索する。(医師や経営者はほぼヒットする)
  • デート中「胃薬だよ」「二日酔いにきく薬だよ」「サプリだよ」とか薬をすすめられても絶対飲まない。
  • バッグを置いてトイレに立ったりしない。持ち物から離れないこと。
  • 既婚者かもしれないという可能性は常に頭にいれておく。婚活サイトなどで知り合った異性が『既婚者』かどうかを見抜く方法
  • 少しでも「ん?」と感じた直観を無視しない。
  • 舞い上がりすぎて前のめりは厳禁。

いつもいつも成婚は男性の熱意あるアプローチ次第!なんて言っていますけど、それは結婚相談所の婚活においての話です。

↑こんなにも警戒感を持って接してしまうべきよく知らない相手から、ぐいぐいアプローチされても、「やぁだ!ドン引き~!」(IKKO調で読んでネ)ってなる人もだいぶいらっしゃることと思います。

だからパーティーでの出会いじゃ進展しにくい、というのもあります。

けれども悪意を持って騙す側は、きっとそんな警戒心を解くのもうまいにちがいないですから、するりと心の隙間に入り込むのもお上手なのでしょうな!
それくらい疑ってください。

結婚したい婚活女性の純粋な気持ちを逆手にうまいこと利用するような人、結婚を考えていないただの出会いがほしい人、既婚者、犯罪に手をそめる人、色んな思いの人がいるのは、手軽すぎるからでもあるんです。

私は婚活アプリは婚活だとは思っていません。まぁでも本人の意識の問題なので婚活してると思ったらそれはどんな手段・方法であれそれは婚活ですね。

私自身が過去に、その時に話題の婚活アプリに登録してみて内情を見た時に、あまりにも既婚者、セフレ目的の人をたくさん見てきたからです。恋活・・・出会い活になるのかな?

でも使う人次第ですばらしい婚活ツールになることもできますし、実際に真剣交際に発展して結婚した友人もいます。

だから正しく利用してください。

そしてそんな警戒心を常に持ちながら相手と接するよりも安全で【結婚相手を探す】という同じ方向をむいている人たちの中で相手を探したいという人は結婚相談所がやはり効率が良いです。

仲介するアドバイザーという存在がいる、という安心感もあるのが結婚相談所での婚活です。最後までお読みくださりありがとうございました。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

プロフィールページ

ねこかわ結婚相談所>ひとりよりふたりでいきたい

ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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