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ハイステータス・高収入男性を希望するシニア女性は『小金持ち男性』との結婚が幸せの近道

こんにちは、東京・銀座で26年目、結婚相談所ブライダルゼルム、婚活アドバイザーの立花です。

私は元夫が医師だったから、再婚するならそれくらいハイステータスなレベルの男性じゃないと価値観が合わないの~!

年収1000万以上!裕福な家で育ったので、生活レベルが同じ環境で育ったような人がいい

このように、玉の輿狙いの50代・60代女性は、後を絶ちません。メディアから取材を受ける際に、「シニア世代の婚活は、結婚相手に何を求めるか」と、必ずと言っていいほど質問されます。その際、「男性は癒し。パートナーとの楽しく温かい時間」という大変綺麗な回答をしたうえで「女性は経済力。」と答えます。

シニア世代の婚活女性は『安心感』を求めているので、シビアで現実的ですが、実は現実が見えていない部分もあります。お相手男性の年収や肩書に惹かれて、ハイステータスな男性との結婚した結果、こんなはずじゃなかった・・・なんて誤算があったケースをご紹介していきます。

高収入に惹かれてお見合い結婚したものの現実は違った

  • 妻という名目の家政婦になっている。
  • 相続問題で揉めるだろうということを想定されて、遺留分放棄の書類を書かされた。つまり夫の死後、再婚相手の妻には何も残さない・残してもらえないということが分かった。
  • 相手の生活時間のペースに合わせるライフスタイルになりがち。
  • 会社経営者の妻であったら、従業員の気配りや妻としてのサポートが必須。(大会社の社長だったら秘書がやるんでしょうけど、中小企業だったら特に)
  • 自宅に来客が頻繁にあったり、おもてなしをする機会が多い。
  • 高収入なわりにケチで窮屈な思いをしている。

熟年婚活は、「どんな苦労も2人で乗り越える」というテンションではなく、目的は、「苦労や我慢せずに気楽に過ごせる」と思える相手と出会うことです。高収入・ハイステータスのシニア男性との結婚は、生活には困らず経済的に余裕はあっても、気楽さはなくなるかもしれません。50代・60代のシニアの方々にとって、それは本当に幸せといえるのでしょうか?

ハイステータス男性との婚活を見直して幸せをつかんだ50代女性

「私ほんと、いい男性つかまえました~」とおっしゃった50代女性K様は、つい先日ブライダルゼルムでご成婚したばかり。

K様も、結婚相談所にご入会当初はやはり高収入男性を希望していました。上品でフェラガモがよくお似合似合いで、私自身もセレブ妻にふさわしいタイプだとも思いましたし、希望条件の男性とお見合いも数多く組めました。ところが、数々のハイステータス男性とお見合いを繰り返したK様は、下記のように感じることが多かったとのことです。

  • 条件のいい男性は、お見合いが途切れずコンスタントに出会いがあるので、こっちが頑張らないと一生懸命アプローチしてくる、ということは、なかなかない
  • 自己中なタイプが多いかも・・・
  • 高収入だからって、自分が誘えば簡単にお泊りすると思ってるの?
  • 本当に真剣に結婚相手を探してるのか疑問に感じるようなお見合い相手もいた
  • きっと何年も長い間、結婚相談所に登録しているんだろうな
  • プロフィールに記載されてる年収、本当にもらってるの?ケチくさい
  • いくらお金持ちとはいえ、おじいさんすぎる
  • 自慢話が多い。自分の話を聞いてくれる人が欲しいだけなんだろうな

現在ハイステータス男性をターゲットに婚活されている50代・60代の女性でしたら、「私もそんな経験ある!」と共感される点も多いのではないでしょうか。

高収入男性を求めて婚活を長引かせるよりも、K様と同様『小金持ち男性』との結婚をお勧めします。

そもそも「小金持ち男性」とは?

  • 結婚後、我慢や節約をしなくてもいいレベル。でも普段は特別、贅沢・派手な生活をしているわけではない。
  • ケチではない。
  • お金を遣うTPOをちゃんとわきまえている。記念日や誕生日には、素敵なレストランで食事・プレゼントなど、ポイントはきちんとおさえてくれる。
  • 収入でいうと、年収700万~800万(それも定年後や再雇用の場合は、年収の表記はあてになりません)
  • ちゃんと資産がある。

この条件になおかつ「初婚」が加わると、もし親御さんがおられる男性でしたら、50代・60代の息子の結婚が決まったわけですから、親御さんも大喜びしてくれるといううれしいおまけもあります(K様がまさにそうでした)。この『小金持ちライン』にシフトチェンジしたら、すぐに成婚が決まったなんていう女性も多いです。

現役引退して年金生活の男性の中にもハイステータス男性は存在

結婚相談所のお見合いは、プロフィールから入る分、ついつい目先の年収にこだわったりしてしまいがちな女性も多いです。シニア女性が特に気を付けたいのが、プロフィールの見方です。もう現役引退して年金生活の男性の中にも、ハイステータス男性は存在します。中高年世代の婚活は時間勝負です。いつでも結婚できる準備が整っている、受け入れ態勢できている『小金持ち男性』を見つけた方が幸せの近道だと思います。

お金はないよりある方が良いです。しかしシニア世代の結婚は、子供を育てるわけはないのに、そんなにお金必要でしょうか?年収や肩書にとらわれて、結婚後も窮屈な思いをするよりも、安定した生活で気楽な老後を過ぎしたほうが幸せではないでしょうか。

50代・60代で結婚相談所で婚活中という方、ハイステータス男性とのお見合いがなかなか成立しないとお悩みの方は、本当にその年収が妥当なのか考えてみましょう。男性の年収や肩書・ハイステータスにこだわって、婚活の幅を狭めていたり、案外、ご自分が見向きもしていなかったところに本当の幸せがあるかもしれません。

結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。

最後までお読みくださりありがとうございました。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

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ねこかわ結婚相談所>ひとりよりふたりでいきたい

ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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