こんにちは、東京・銀座の結婚相談所ブライダルゼルム　婚活アドバイザー立花です。結婚相談所ブライダルゼルムで婚活中の５０代の女性からこんなご相談を受けました。

「今お付き合いしている男性と、このまま結婚していいのか悩んでいる。男性に私と結婚したいと言ってもらえて、これも【縁】なのかなぁ・・・と思ったり・・・決断できなくて悩んでいます」

現在６０代男性と交際中。お相手の彼は定年退職して、アルバイト生活。既に自宅や近隣の環境を見たり、預貯金額や月の生活費など資産状況などの開示も、教えてくれたとのことでした。ここまでくると、通常の中高年シニア世代ならば、結婚相談所を成婚退会するのも、時間の問題です。

ただ、ご相談を受けた５０代女性は、悩んでいました。なにに？ お話をうかがうと、【彼女の若すぎる結婚観】に理由がありました。
今日は、結婚相談所のお見合いで出会った男性に対して「本当にこの人でいいのか」と決めかねている方向けに、中高年シニア婚活女性の結婚観についてお話したいと思います。

本能でときめきを感じた相手と結婚したい、「若すぎる」結婚観

結婚相談所で、なかなか結婚が決まらない、という中高年シニア世代の婚活女性には「お見合い相手にときめきを求めすぎている」という共通点があります。

「好きで好きで、この人のためなら、どんな苦労でも頑張れる。」そんなふうに思えるお相手と、恋愛の末、結婚はするものだと思っている傾向が強いです。でもこの結婚観では、２０代３０代の女性と同じです。

中高年シニア世代の婚活は若い頃と同じ結婚観でいると、視野が狭くなりご縁を逃してしまいがちです。どんな中高年シニア世代の婚活女性のタイプが、陥りやすいでしょう。

（参考過去記事：『結婚相談所のお見合いで出会った方を好きになれない』もどうぞ）

どんな中高年シニア世代の婚活女性のタイプが、結婚に踏み切れないか

ご自身でも、お仕事を持っていて、ここで結婚を焦らなくても１人で生きていけるタイプの女性です。いい意味でも悪い意味でも、２０代３０代の若い女性の感覚を持ったまま、という方に多いです。若い頃と同じように本能で恋愛感情を感じるものだと思っています。

特に、女性に離婚経験がある場合、そんな情熱的な思いで結婚したのに、失敗して離婚してしまった経緯があるにも関わず、またそう思えるお相手を探そうとしてしまっていることにご自身でもジレンマを感じる女性もいらっしゃいます。

こういった５０代６０代の中高年シニア世代の婚活女性には、加えてこんな傾向もございます。

定年退職して年金生活の男性に魅力を感じられない50代60代女性

ご本人がまだまだ現役で働いている５０代６０代の女性から見ると、定年退職して、年金をもらいアルバイト生活をしている男性は、資産状況に不安な点がなくても、「現役感」がなく、「男性」として見られないという声も。これもご自身の若すぎる感覚のせいです。「現役感」を感じない男性は、どこか枯れた印象を持ってしまうようです。５０代後半から６０代前半の世代の女性に多いです。

でも、逆にこの世代で現役感のある男性をお相手として考えた時はどうでしょう。

男性に男女の関係を求められてうんざりしたり（そちらの意味でも現役）、中高年シニア世代の婚活女性が求めている落ち着ける居心地のいい結婚生活はイメージしにくいかもしれません。

そしてご自身も、今は元気で、まだまだ若い。でも５年後、１０年後は、今のお仕事に疲れてしまったり、気楽に過ごしたいと思っているかもしれません。

結婚に踏み切れない時は、５年後・１０年後のご自分に目をむけること

いかがでしたでしょうか。今日は、中高年シニア婚活女性の結婚観についてお話させていただきました。

いつまでも若い気持ちをキープすることは、元気の源だと思います。ですが、若すぎる結婚観は、結婚相手探しの視野を狭くしてしまいます。結婚相談所は、不幸にならない結婚相手を理性的・現実的に探すところです。最終的に結婚するかどうか選ぶのは、ご自分自身。ときめきを重視しすぎて、後で後悔しないようにしてください。

私たち結婚相談所ブライダルゼルムの婚活アドバイザーは、会員様のこういった交際中のご相談も総合的・客観的に判断して、１つ１つ不安な点を消すお手伝いもしています。結婚相談所を検討中の方は、まずはお気軽にカウンセリングから、お問合せください。今日もこのブログにお立ち寄りくださりありがとうございました。