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【事例5選】シニア世代が成婚退会目前に交際終了になるケース~金銭感覚・自宅・健康など

こんにちは、東京・銀座で30年、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

せっかく成婚退会間近だったのに、破談になってしまいました・・・。

このまま交際相手とご成婚退会の筈が、突然交際終了になってしまう展開。シニア世代の婚活の場合は、どのような事が原因で交際終了になってしまうのでしょうか?今回は『シニア世代が成婚退会目前に交際終了になる5つのケース』をご紹介いたします。

①親や子供に反対された

自分のご家族への紹介・お相手家族への挨拶は、結婚相談所を成婚退会する前と後のどちらが良いの?

このようなご質問を時折受けることがあります。特に決まりはありませんし、家族との距離感にもよるとは思いますが、ブライダルゼルムでご成婚退会されたカップルは、成婚前に家族に報告や会わせる機会を作られる方が多いです。

家族に秘密にしている方も多い

中には、家族に内緒で婚活していたり、お相手がまだいない状態のため、事前に話す必要もないと、あえて公言されていない方も、勿論いらっしゃいます。結婚相談所の出会いのスピード感は、実際当事者以外には理解されにくいものですし、ご家族からしてみたら「急すぎる」「落ち着いて」と言われてしまうこともあります。

もし、ご家族に反対された場合、ご家族の意見を尊重するのか、ご自身の強い気持ちを貫くのかは、ご本人の判断になります。

関連記事:【シニア婚活】子供に再婚を反対されないか心配~事実婚希望で入籍されたケースをご紹介

②金銭感覚の違い

交際が進展し、男性の資産開示を含め、生活費などの金銭感覚の擦り合わせが上手くいかなかったケースも、交際終了至る理由として多いです。

シニアの方々の場合、若いカップルのように「この人となら、どんな苦労も一緒に乗り越えたい」という気持ちよりも、男女共に、「苦労や我慢をできるだけしない相手と、楽しく残りの人生を過ごしたい」という考えをお持ちの方が多いです。

男性の預貯金が微妙で、一人ならなんとかやっていけるくらいの金額しかない事が分かって結婚に踏み切れませんでした。

③交際相手の自宅を見て心変わり

散らかった部屋を見て幻滅した60代男性

交際相手を初めて家に連れてくる時は、掃除くらいするはず。一緒に暮らした時の家の中が想像ついてしまった・・・。

家庭的な女性だと思っていたのに、女性の自宅へお邪魔した際に、汚れたキッチンやトイレ、散らかった部屋を見て、一気に気持ちが冷めてしまったというケースもありました。

「ここでは暮らせない・・・」男性の自宅を見た63歳女性

結婚相談所で婚活している男性はてっきり家の環境は整っているものだと思っていました。家を見て気持ちが上がる下がるってあるんだなと痛感しました。

女性の多くが、男性の持ち家に引っ越す形で結婚生活をスタートします。そのため、交際中にお互いが前向きであれば、比較的早い段階で男性のご自宅拝見の流れになるものです。結婚生活のイメージをしやすいように、ご自宅周辺の環境や家の様子などは、女性にとって重要なチェックポイントです。

ご実家にそのままお住まいの方や、古いお家にお住まいの男性は、クリーニングやリフォームなど、ある程度は覚悟して、女性の希望を取り入れる柔軟性を持って臨みましょう。もちろんご自宅の掃除や断捨離は、結婚相談所に入会と同時に並行して進めていかれるべきです。「あとはお嫁さんにきてもらうだけ」という状態の男性は、お相手が見つかるのも早いです。

関連記事:シニア男性婚活成功の秘訣~交際女性をご自宅にお迎えする前に整理・片付けを

④健康上の問題で交際終了

「60代にもなったら、皆どこかしら痛かったり悪かったり、体にガタがくるものだ」 と、あまり体調を気にされない方もいらっしゃいますが、持病や健康面は、個人の感じ方・受け止め方に違いがあります。お互いが健康でできるだけ長くお二人で楽しめるように、健康上の不安要素がある方を避け、交際終了になるというケースもございます。

旅行好きの60代女性の交際終了理由

足腰が悪く長時間歩けない彼とは、一緒に旅行や食べ歩きなど、私が思い描いている結婚生活が送れないと、結婚を断念しました

死別をご経験された60代男性の複雑な思い

もう二度と妻を看取るという悲しい経験はしたくない。交際相手の病歴を聞いて、健康に不安がない女性と再婚したいため決断できなかった

関連記事:持病や病歴のある中高年シニアの婚活

⑤煮え切らない男性に女性が冷めた

独り身の生活が長い初婚の男性に多いケースです。いざ、結婚が決まりそうになると急に臆病になってご縁を逃してしまうなど、結婚に踏み切れないところが、その男性がこれまで独身であった理由です。

62歳女性様のケース

プロポーズ待ちの状態から何回もデート重ねて、色々なことについて事前確認をしているうち、少しでも擦り合わせが上手くいかないと、消極的になる様子に冷めてしまいました

どのような女性でも、心から望まれて結婚したいものです。

交際中のサポートが何より重要な熟年世代

今回ご紹介した交際終了の理由は、ご本人が『どうしても許容できなかった事=重要視している点』でもあります。成婚退会目前の段階での交際終了の理由は、結婚前提の真剣交際に入り、恋人としてお付き合いした結果や、条件が合致しなかったという事がほとんどなため、結婚相談所側が仲介して取り持てることも限られてきます。

今回は、真剣交際となり交際マークをつけても、このような事で交際終了になるという実例を挙げさせていただきました。結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

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ねこかわ結婚相談所>ひとりよりふたりでいきたい

ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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