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【シニア婚活】お見合い相手の趣味は重視せずお相手探しをするのが正解です

こんにちは、東京・銀座で27年目、結婚相談所ブライダルゼルム婚活アドバイザー立花です。

婚活中の50代・60代の中高年シニア世代の皆様、結婚相談所のお見合いプロフィールをじっくり読むのはいいことですが、深読みしすぎてご縁を遠ざけてしまっている方もたまにいらっしゃいます。

その中で、一番気にしないで良い部分が【お相手の趣味】ではないかと、考えています。婚活アドバイザーとして、プロフィールの趣味欄についての考えをお伝えしてまいります。

お相手の趣味を一緒に楽しむ必要はありません

せっかくのお見合いの申し込みをいただいても、趣味に注目しすぎて

  • 「この人、山登りが趣味だって!私とは合わないわ・・・」
  • 「趣味がゴルフ・・・僕は、ゴルフ経験ないし興味もないからなぁ・・・」

と、『趣味が合わない』という理由でお断りする方がいらっしゃいます。

ですが、お相手は、あくまでもご自分の好きなこと・趣味を書いているだけで、必ずしも趣味を一緒に楽しめる相手を探しているわけではないんです。

例えば、山登りやハイキングをしたことがない50代・60代の中高年世代の方が、結婚相手の趣味が登山だからって、一緒に登山するようになるかというと、よほど体力に自信がある方でないと無理ですよネ。

趣味が合わないからといって、お話が合わないということでもありません。

「趣味」といっても、人それぞれ感覚が違います

お見合いプロフィールの趣味の欄に書かれていることを、習慣的にしているわけではない、ということも頭にいれておきましょう。

年に一回程度しか旅行に行かなくても、『趣味:旅行』と書いている方もいらっしゃいますし、逆にほぼ毎日お料理やウォーキングをしているからといって、日常的にしているだけで、趣味というわけではない方もいらっしゃいます。

特に、中高年・熟年シニア世代の方は「若い頃は好きだったけど、今は別に趣味でもない」とご本人が思ってしまうような、音楽鑑賞や、レコード集めなどを挙げていたりする方もいらっしゃいますし、「映画は好きだけど、映画館には行かずDVD派」でも、趣味は映画観賞だったりします。

参考過去記事:【お見合いプロフィール】趣味の欄はなんて書くのが好印象か

趣味が合う人を探して失敗してしまったケース

「クラシック音楽が趣味」な50代女性のK様。「クラシック好きな男性は、かなりレアだから、結婚相談所でそういう男性も探せるのは嬉しい!」と同じ趣味の男性探しをしていました。

ですが、実際にお見合いしてみると、クラシック音楽という共通の話題でも、うんちくだらけで、並々ならぬこだわりに引いてしまったり、K様の考えに否定的な事を言われてしまったり、良い思いをする場面はほとんどありませんでした。

もちろん趣味さえ合っていれば良いというものではないので、同世代の婚活女性より、趣味を限定する分、お相手選びの幅も狭くなってしまいます。

共通の趣味があっても楽しみ方は違う場合もある

私自身もパートナーとは、休日に共通の趣味であるゴルフを今でこそ楽しんでいますが、始めたての頃は色々と思うところがありました。

教えたがりのパートナー。練習中ならまだしも、ラウンド中に色々言われても、すぐに直せるものでもなく、フォームがおかしくなったりしてしまいます。ゴルフはメンタルのスポーツでもあるので、「私なりに楽しんでやっているのにうるさいな~」と感じていた時期もありました。その後、二人で話し合って、ラウンド中のアドバイスは逆にスコアが崩れるのでやめよう、という理解してもらいました(笑)。お互いが楽しめるように、認め合い・分かり合うことも大切です。

1人の時間もそれぞれ自由に楽しみ、二人で寄り添うシニア結婚ライフ

度々、「中高年・熟年シニア世代の結婚生活には、ライフスタイルに工夫が必要」ということは、本ブログでもお伝えしてきました。それはどういう工夫かというと、仕事や習い事など趣味など、一人の時間を充実を心がけることです。結果として、それで熟年結婚生活が上手くいくようになるのです。

特に、60代以降の方は、退職して時間に余裕ができ、家で過ごすことも増えます。たとえ、どんなに気が合うカップルでも、家でも外でも四六時中一緒では、ストレスもたまってくる筈です。一人でいる気楽さを知っていて、熟年結婚しされたカップルは、人といる窮屈さやイメージとのギャップを感じるのではないでしょうか。

私は、食事ですらも、「一日一食だけ二人で食べるなど決めておいて、あとはそれぞれ好きにするくらいの緩さが楽でいいですよ」とアドバイスしています。

いつまでも仲良く、居心地のいい結婚生活を送るために、それぞれがご自身の時間を楽しめる趣味がある、というふうにお考えになってもいいと思います。

私は「趣味なんて、一人で楽しんでもらった方が気楽ですよ」とお伝えしています。特に趣味欄は気にせず、趣味が合う・合わないを基準にするお相手選びをする必要はないと思います。

ぜひお相手選びのご参考にしてくださいませ。

結婚相談所ブライダルゼルムでご成婚された60代男性も、その後のシニア世代の再婚生活について、語ってくださっています。

過去記事:【60代男性】結婚相談所でご成婚して1年半~中高年シニアの熟年結婚がうまくいく秘訣

結婚相談所で婚活をご検討中の方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。最後までお読みくださり、ありがとうございます。

立花 えりこ(ブライダルゼルムアドバイザー)

㈱Bゼルム代表取締役。業界最年少で婚活アドバイザーとなり20年。シニア世代の婚活を中心に、様々な情報を本ブログやYOUTUBEにて発信中。

昨今はシニア婚活有識者として、女性誌でのコラム執筆や、 『現代ビジネス』誌上における田原総一朗氏との対談、女流作家中村うさぎ氏との対談の他、様々なメディアで話題に(メディア取材履歴はこちら)。シニアの成婚実績は1,300組以上。

2024年10月には、書籍『ねこかわ結婚相談所 ひとりよりふたりでいきたい』を出版(Amazon販売ページこちら)。多岐に渡り活動中。

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ねこかわ結婚相談所>ひとりよりふたりでいきたい

ねこかわ結婚相談所ひとりよりふたりでいきたい

立花えりこ著

シニア専門結婚相談所「ねこかわ結婚相談所」の猫川えり子が担当するシニア世代のお客様と織りなす、シニア婚活マンガ。お読みいただいた方がほっこり優しい気持ちになれる、そんな心温まる7つの婚活エピソードをご紹介しています。

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